J.J.Express 葵てるよし ボーイズラブ文庫


「じゃあ、明日、きちんと話をするからね。今日は、帰りなさい。タクシーを呼んでおくから、シャワー浴びといで」。七転び八起き……。可愛いんだから)英介は肩を竦めると、近隣の女子高生が頬を染めて遠巻きに見つめる中、祐に向かって歩いていった。「公私混同……じゃないよな?城に戻ってきた段階で、俺はプライベートな時間を過ごしてるんだよな?」。「そうか。じゃあ、ついでだから米も買おうか」。それがこんなことでばれるのも面倒だ。

ついに本日第一号カップルが、短時間で誕生しました。「どうしてですか?」。「嘘ばっかり」。克彦もベッドに入ったが、眠ろうとしても眠れるものではない。「ん?なんだ?」。「若くて綺麗なのは認めるが、恋人じゃないだろう。……あ、シャケだ」。靴を脱いで廊下にあがった人見の足元に、ポタポタと滴がしたたり落ちている。

二人きりの生活で、頼る者は互いしかないのに、どちらかが病気や事故で動けなくなってしまった時に、誰が助けてくれるだろう。自慰すらもしたことがないのではないだろうか、と思うほど、沖田は性に対して淡泊だった。長い長い間、本当に気が遠くなるほど長い間、この腕に抱かれることを夢見ていた。ソレ系の話題には、とことん疎い望月にとって、一ノ瀬のセリフは外国語のようにしか聞こえない。

切ない吐息。

なかなか新鮮でいいな)もうタキは、ニヤニヤが止まらない。夏は頬を引きつらせて怒鳴ると、靴を履いたままズカズカと家の中に入った。


ボーイズラブ小説作品紹介


工藤彰は某編集部の新人くん。入院中の先輩の代打で看板作家、鈴木綾一の原稿を取ることに。いきなり彰を家政婦代わりにする綾一。その上セクハラも!!腹が立っても原稿のためには我慢するしかない。綾一の行為は日増しにエスカレートし、とうとうベッドイン!!更に痴態をビデオ撮りされ、裸エプロンまでさせられて……。これも仕事!?違うんじゃないかと思いつつ、彰の身体は綾一に馴染んでいく。イラスト:西村しゅうこ

タイトル:真昼のアバンチュール
著 者 名:葵ゆきの
レーベル:古都鎌倉シリーズ
発 行 元:イースト・プレス

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